正しい指の形で弾けていますか?指の形の新常識!
こんにちは!あおいです。
子供の頃ピアノを習っていた人で
「手は卵を握るような形にする」
と指導された人は多いと思います。
私も小さい頃は、母やピアノの先生から
厳しく言われてきました。
なので、今まで手の正しい形は
卵型と思い込んでいました。
しかし、ある音大生に会ったとき
その常識が覆されました!
その音大生は
指の腹で弾いていて
指が伸びていたのです!
それから私なりに正しい指の形を
調べ実践したので
今回はその方法をお話します。
正しい指の形で弾くと
型にとらわれる必要がなくなるので
圧倒的に弾きやすくなります!
音も伸びやかになり
色々な音色が出せるようになります。
そうなれば表現力が伸び
プロの演奏に近づくこと間違いなしです!
一方、いつまでも正しい指の形で練習しないと
出せる音の範囲が狭まってしまい
単調で変化のない演奏になってします。
余計な力が入ってしまい
あなたが持っている
本来の力を発揮できなくなります。
そうなれば、いつまでも上達できなく
初心者止まりです・・・
頑張って練習しても
それでは練習が無駄になってしまいます!
では正しい形をお伝えする前に、なぜ
卵を握るような形ではだめなのか
お話します。
それは、その手の形では
出せる音色に限界がある
からです!
手を丸めて弾くと
指先の小さな面積でしかタッチできないので
音色が単調になります。
例えば、バッハなどの古典の曲は
指を丸くして弾くという奏法が正しいと
されていました。
というのも、指先だけで弾く
平面的で薄い音が求められたからです。
また、昔は鍵盤が軽く
指先だけで弾くことが可能でした。
しかし、ショパンなどのロマン派以降は
指を伸ばして弾く奏法が一般的でした。
日本にピアノが輸入された時は
ショパン以前の古い奏法が主流だったので
先生によってはその奏法を
教え続けているということがあるんです。
思い返せば、私のピアノの先生も
年配の方だったので納得です笑
つまり、卵を握るような形は
古い考え方で
出せる音色も限られているんです!
では、正しい弾き方とされている
指を寝かせ、指の腹で弾く形は
なぜ良いのでしょうか。
それは、指先の鍵盤に当たる面積が
広くとれるので
豊かな音が出ます。
指の腹を最大限に使って
いろいろな角度でタッチできます。
そうすることで微妙な変化が出せるんです。
さらに寝かせた指は可動域が広く
オクターブなどの幅のある音程を
最小限の動きでつかみやすいです。
では、一番簡単に正しい指の形
になる方法をお伝えします。
まず、両手の力を抜いて
真下におろしてください。
そうすると、自然と手の先が
内側にまるまると思います。
その状態で鍵盤に乗せます。
それが正しい形です!
無理に手を丸くしようとすると
余計な力が入りますが
自然に丸まった状態だと
脱力できている状態になります!
プロのピアニストも色々な指の形で
弾いています。
極論、あなたにとって
弾きやすく、求める音が作れるなら
指の形にこだわらなくいいんです!
そう考えると
今まで指の形に気をつけていた人も
リラックスして自由に弾けませんか?
今すぐに
プロのピアニストの弾いている動画を
見てください!
彼らがいかに
指の形の型にとらわれることなく
自由に弾いているかが分かります!
あなたも指の形にとらわれないで弾けば
さらに演奏に広がりが出て
ピアノがおもしろくなります!