脱力できてますか?ピアノの上達には欠かせない脱力法
こんにちは!あおいです。
ピアノを弾くときに大事になる
「脱力」は初心者だけでなく
中級者も悩むことが多いテーマです。
ピアノが上達しないと悩んでいる人も
脱力ができていなく
余計な力が入ってしまってる
場合が多いんです。
脱力とは言葉の通り
力を抜くことです。
腕の重みやエネルギーを
指先に集中させるために
無駄な力を抜くことです。
脱力ができていれば
少しの力で伸びやかな音を出すことが
できます。
無駄な力を一切入れないので
楽に弾くことができ
その上、音を
ピアノ全体で響かせられるのです。
脱力ができていないと
余計な力が入っているので練習を重ねると
疲れやすくなります。
そして、手や身体が痛みを感じることも・・・
力ずくで乱暴な音を出しても
大きな音は出でも
その音に響きはありません。
演奏者を見ても
肩がこわばってたり
上がってたりすると
けしてうまい人の
演奏には見えないですよね。
さて
皆さんはピアノの音が鳴る
仕組みについて知ってますか?
ピアノは弦をハンマーで打つことで
音が鳴るんです。
打楽器で想像してみると分かり易いです。
鉄琴を打つ場合
バチをぎゅっと強く握って持って打ち
そのまま鉄琴とバチをくっつけていると
鉄琴は響きませんよね。
打った瞬間に脱力すると
音が伸びやかに響かせることができるのです。
つまり、ピアノも同じ打楽器なので
指で鳴らした瞬間に力を抜く
ことがとても大事なのです!!
では実際に脱力する方法です
鍵盤の上に手を置いた後
肘から先を大きく上げて重力に従って腕を下ろすと
大きな音がでます。
この感覚を維持したまま
少しずつ動きを小さくすると
驚くくらい小さい力で同じ大きさの音を
出すことができるようになります。
つまり
指で弾くのではなく
腕の重みを使って弾くことが
とっても大事なんです!!
頭では脱力の仕方が分かっても
できるようになるには
少し時間がかかります。
なぜなら
最初は、ちゃんと弾こうと集中するあまり
どうしても力んでしまうもんなんです。
なので、最初はミスをしないことを
意識するのではなく
ミスをしてもいいや
くらいの軽い気持ちで
練習してください。
そうすれば
脱力しやすくなります。
腕の重みを使って弾く方法は
机の上でも実践できるので
やってみてください。
鍵盤を鳴らすイメージでゆっくり机を鳴らし
1音1音力が抜けているか
確かめてください。
これは
実際にピアノを弾いたと時の
練習にもなりますよ!